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Works詳細

健やかなコミュニケーションの始まり、ハナ金融グループサイト

Launch
Oct, 2012
Client
Hana Financial Group
UX
In-Depth Interview, UX Concept Building, UI Concept Building, User Flow, Lo-Fi Prototyping, Wireframing, UI Design
Tech
HTML5, CSS, Web/App Accessibility, SEO

社会的弱者に配慮し、健全な金融と、健全なコミュニケーションをモットーに、ブランドアイデンティティとイメージの積集合を最大限に追求する方向へと改編した。外換銀行の買収後、総合的なグループとしての格は上がったにも関わらず、消費者が抱くブランドイメージが、それに及ばないため、グローバルTOP50というハナ金融グループの具体的なビジョンにマッチする健全なコミュニケーションの表現を図った。この一環で、すべての社会構成員に配慮したコミュニケーションの実現のために、金融グループ企業のホームページとしては始めて、障害者人権フォーラムのウェブアクセシビリティ認証マークもリニューアルの目標の1つとした。

健全なコミュニケーションを実現するための基本=顧客のユーザビリティという結論にたどり着いた。どのような内容でも、ユーザビリティが低ければ、正しく伝達することは困難である。顧客とハナ金融グループ間の会話をサポートすること、同じ言葉で話すこと。それが、健全なコミュニケーションを実現するための基本と考えた。そのため、ウェブ標準化を適用しながら、障害者差別禁止法の全項目を遵守しており、このプロセスの中で、単なる認証マーク取得のレベルを超え、可能な限り、全項目遵守することを目標とした。ハナ金融グループを利用する顧客のタイプを分類してメインページを分岐し、利用頻度が高くなければ情報構造の学習が容易ではないことを念頭に置きつつ、GLOBAL NAVIGATIONの機能強化についても考慮した。携帯端末からのアクセシビリティと、使用利便性のために、TOUCH端末でも正確に動作するようUIを設計した。

ハナ金融グループと顧客間の接点において、健全なコミュニケーションを語るには、運営と管理の効率は必要不可欠である。オープン当時のみコミュニケーションの要件を満たしているサイトは、VINYLCの目指すところではなかった。そのため、サイトの顔ともいえるメインページをモジュール化し、管理者ページで編集できる要素を拡大した。実績発表やグループ社の採用などの件に対するウェブ対応能力を向上させる努力も欠かせない。ユーザビリティを阻害しない範囲で、求める資料をより正確かつ迅速に顧客に提供できるように構築した。

健全なコミュニケーションとは何か。顧客とハナ金融グループ。ハナ金融グループと系列社。ハナ金融グループで働きたい人々。ハナ金融グループに投資したい人々。当社は、そのすべてのコミュニケーションをサポートすることを目標とした。まず、今後構築されるハナ金融グループ関連サイトのベースとなるデザインガイドの策定に注力した。単純な言葉ではそのプロセスを説明しきれないほど、徹底した検討が行われた。SNSとの連動、系列社に配慮した空間は基本であった。ハナ金融グループの誠実さを表現するため、VINYLCが誠実性を見せるべきプロセスであった。

ハナ金融グループのホームページを訪問するのは誰か。訪問した人に、最小限のステップを経て目的を達成することができるようにするのが、ブランディングサイトの役割のすべてなのか? 当社はハナ金融グループと共に悩んだ。私たちは、適当な画像や機能、テキストでブランディングを行うことができるとは信じていなかった。私たちは、単に指摘項目を遂行することに加えて、リーダー機を通じた直接テストも行った。適切なテキストの分量は?実際のリーダー機でホームページを利用する人の感情が理解できるまで、リーダー機の速度を調節しながらテストを行った。当社は、真の「健全なコミュニケーション」について語りたかった。各項目にのみ特化していた悩みの結果を整理しながら、眠れぬ日々を過ごした。どのような「プロジェクト」ならば「満足」することができるか。その代わり、「プライド」が持てるレベルになるまで、苦労を惜しまず、ブランドについて考え続けた。

Credits

  • Project Manager

    Jo Jinhui

    Creative Director

    Kim Minjung

    UX Designer

    Ga Jadeok, Lee Jiyeon

  • UI Designer

    Jo Soomin, Gang Inhui, Bae Uiseok, Lee Suhye

    Front-end Developer

    Lee Suyeon